プチプチ・アニメ「ユニコーンのキュピ」メイキング#2 〜ミニチュア〜

○小さいセット
今回、10センチほどのキュピを使って、本物の鍋やコップなどを背景撮影を進めました。ですが全部のキッチンをすべてリアルサイズでコンロ部分から、作業場、シンクも作ると部屋をまるまる作る事になってしまうので期間的にも予算的にも厳しい、と思いまして一部ミニチュアセットを作りました。

○泡
今回のお話で一番鬼門かと思われたあわいぬおじさんのシーン。
ここもリアルサイズのシンクでやるとありえない量の泡が必要になるので
ミニチュアシンクなら泡の量も少なくて済むだろう、、、という想定でした。
あわいぬおじさんはスポンジと食器洗剤から作った本物の泡、そしてシェービングクリームからできてます。シェービングクリームをいれると泡がすぐ消えない事が判明したので!(発明)
コマドリ撮影なので撮影している最中に泡が弾けて減っていくと困るのです!

○おまけ
親指を突き立てるあのシーンは、、、完全なる撮影中の思いつきです。
アニメーターのオカダシゲルさんが苦労してチャレンジしてくれたおかげで
かなり印象的で面白いシーンになりました。その後、別撮りしたキュピを合成して完成。
アニメーターもセット造形チームも大変な作業お疲れ様でした!